ブロックチェーン

第4章 ITの活用

ブロックチェーン

ブロックチェーンは現代社会ではしばしば耳にする言葉ですが、具体的な意味はわからない人がほとんどだと思います。検索すればすぐに意味がわかるにも関わらず、先延ばしにしていたあなたに向けて、ここではブロックチェーンについて説明していきます。

ブロックチェーン

 データベースの技術の1つで、ブロックと呼ばれる単位でデータを管理し、ブロック同士をチェーン(「鎖」)で繋ぐことでデータを保管します。

ブロックチェーンで管理されているデータは改ざんされにくいメリットがあります。

 ITパスポート試験では、「ハッシュ値の埋め込み」「改ざんが困難」が特徴として出題されています。ブロックチェーンは構造と特徴さえ理解していれば、難なく正答できます。

ブロックチェーン:ブロックチェーンは分散型台帳技術とも呼ばれます。

ブロックチェーンの特徴

 ブロックチェーンは、暗号資産の基盤技術として知られていますが、金融などの他の分野での活用も進んでいます。ブロックチェーンには、以下のような特徴があります。

  • 不正取引・データ改ざんされにくい
  • 各取引のコストが削減できる
  • 分散型のため障害に強い
  • ハッシュ値でブロック同士を関連づける(技術的特徴)

完了して続く