情報資産
第11章 セキュリティ
情報資産
ヒト・モノ・カネに加えて、最近ではジョウホウも1つのリソース/資産として数えられるようになった。紙の書類だけでなく、パソコンの中に入っているユーザ情報や、USB内の情報など、データの形式は多岐にわたる情報資産をいかに保護するのか。
情報は資産である
全世界のデータ量は計り知れません。至る所で情報が蓄積されています。テクノロジーよりも早いスピードで成長し続けているのがデータ量、もしくは情報量です。
この情報がビジネスで重要な武器となると考えられ、情報を資産として管理する考え方が普及しています。
情報資産の例
情報・データといっても、具体的にはどのようなものが情報資産と言えるのか。わかりやすく説明すると「あって得をする情報/データ」は情報資産といえるでしょう。
- 技術的情報
- 顧客情報
- 人事情報
- 財務情報
- USB
- ハードディスク
- 販促活動上の情報
- メールの内容
- 社内資料
- 社外提案資料 etc
セキュリティの観点では、あなたが送るお客様とのチャット、メール内容なども情報資産になります。
総務省が掲げる情報セキュリティ
総務省の「国民のための情報セキュリティサイト」ページでは、「企業や組織における情報セキュリティとは、企業や組織の情報資産を「機密性」、「完全性」、「可用性」に関する脅威から保護すること」と表現しています。