スコープ管理
第7章 プロジェクトマネジメント
スコープ管理
プロジェクトマネジメントには、スコープ、納期、予算の3つの制約があります。スコープ管理はプロジェクトの作業範囲を示し、必要な作業と必要ない作業を明確にする管理項目です。プロジェクト進行において、スコープを効果的に定義することがプロジェクト成功のカギになります。
プロジェクトマネジメントの3つの制約
プロジェクトマネジメントには、3つの制約があります。スコープ、コスト、スケジュールです。ITパスポート試験では、様々な言葉で表現されています。
- スコープ(対象範囲、作業範囲)
- コスト(予算、費用)
- スケジュール(時間、納期)
スコープマネジメント
スコープマネジメントでは、プロジェクトに参画している各メンバーの作業範囲を定義することで、必要ない工数を避けるマネジメントです。また、成果物の漏れなども未然に防ぐことができます。
プロジェクト全体のスコープ概要が決まったら、成果物を中心にタスクに分解していきます。タスクに分解することでWBSが作成できるようになります。