順列と組合せ
第7章 プロジェクトマネジメント
順列と組合せ
ITパスポートで、近年出題率が高まっているのは順列と組合せの問題です。シンプルな公式を覚えれば正答できるようになります。コミュニケーションの伝達経路を計算する問題と組合せ数を計算する問題が出題されます。
順列
ある集合からいくつかの要素を取り出して、順序をつけて並べることを順列と言います。
例えば、10人から3人選んで並べるパターンの数は全部で720通りあります。
10! / (10 - 3)!
= 720通り
<順列の数を求めるには公式>
nPr = n! / (n - r)!
組合せ
ある集合からいくつかの要素を取り出すことを組合せという。
例えば、10人から3人を選ぶパターンの数は全部で120通りあります。
10! / 3! (10 - 3)!
= 120通り
<組合せの数を求めるには公式>
nCr = n! / r! (n - r)!
プロジェクトメンバー間での伝達経路に関する問題で組合せの計算公式を利用する。